家を借りると、入居前にも何かと費用がかかります。
この記事では、賃貸物件を借りたとき、入居前にかかる費用の種類とその金額をまとめました。
家を借りたら入居前にかかる費用（初期費用）
家を借りると、入居前に大体以下の費用がかかります。
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 火災保険料
- 保証会社契約料
- クリーニング費用
- 引っ越し代
敷金
敷金は、退去するときの原状回復費用に充てられますが、入居する前に支払いが必要です。
住んでいる間に、物を落としてつけてしまった傷など、普通に住んでいて劣化したわけではないものを補修する費用分を敷金から差し引いて、退去時に戻ってきます。
礼金
礼金は、物件を所有している大家さんへのお「礼」として渡すお金です。
礼金はあくまでお礼なので、退去時に返金される可能性がある敷金とは違い、退去時に帰ってくることはありません。
仲介手数料
仲介手数料は、賃貸物件を仲介した不動産屋に支払うお金です。
火災保険料
火災保険料は、借りた物件を火災保険に加入させるときに払うお金です。
大家さんが建物全体で既に火災保険に入っており、個別で加入する必要がない物件もあります。火災保険への加入が必要な場合は、不動産屋から案内があります。
保証会社契約料
保証会社の契約料は、家賃保証会社に支払うお金です。
連帯保証人がいる場合は不要なこともありますが、近年は保証人がいなくても借りられるようにするためだったり、必ず家賃を回収する目的で、保証会社との契約が必須の物件も多いです。
クリーニング費用
クリーニング費用は、家の中のクリーニングや除菌作業にかかる費用。
本来は原状回復のための費用なので貸主負担の費用なのですが、賃貸契約書に「クリーニング特約」として借主が負担するよう明記すれば、借主に負担させることができるのです。
引っ越し代
引っ越し代は、引越しにかかる費用ですね。
引っ越し代は引っ越しの時期や距離によって全然違います。
また、業者によっても全然違うので、必ず相見積もりを取ってから引っ越し業者を決めるようにしましょう。
家を借りたら入居前にかかる金額
家を借りた後、入居前にかかる金額の合計は、家賃の3〜5ヶ月分です。
契約する物件によって詳細は変わってくるので、契約する前に必ず見積もりを出してもらいましょう。
これは一体何の費用？という不透明な費用があれば、契約前にしっかり確認しましょうね！
